treatment 診療案内

診療科目

  • 整形外科
  • リウマチ科
  • リハビリテーション科
  • 専門外来

リウマチ

日本リウマチ学会指導医

当院院長・加藤武史は日本リウマチ学会指導医の資格を取得しております。
日本リウマチ学会指導医とは、10年以上教育施設・診察施設等に勤務した経験を持ち、また、5年間に10以上のリウマチ学に関する研究・発表業績のある医師が取得可能な資格です。

日本リウマチ財団登録 リウマチケア看護師

当院のスタッフにはリウマチケア看護師が9名登録されております。
リウマチケア看護師とは、リウマチの疾患を抱える患者様に対し、熟練した技術で対応することが出来る看護師のことです。

日本リウマチ財団登録 理学療法士

当院のスタッフには日本リウマチ財団登録 理学療法士が6名登録されております。
リウマチ性疾患のリハビリテーションに精通した理学療法士のことです。

治療法について

当院では、リウマチに対して薬物療法、手術療法、リハビリテーションを総合的に行うことにより治療して行きます。

 

① 薬物療法

関節リウマチ治療の基本は早期発見・早期治療です。できるだけ早期に診断し、適切な薬物治療を行うことが大切です。

抗リウマチ薬と必要であれば生物学的製剤を組み合わせた治療を早期に行うことにより、関節リウマチをほとんど傷みなく生活上不自由のない寛解状態に導くことが出来ます。

それだけではなく、早期に治療を行えば、薬物治療を行わなくてもよいドラッグフリーの状態になることも10~20%の確率で可能となってきました。

進行してしまった関節リウマチの方でも適切な薬物治療とリハビリテーションを行うことにより、ほとんど痛みを感じることなく生活することが可能です。

しかしながら、抗リウマチ薬、生物学的製剤はある程度の確率で感染症、肝機能障害、骨髄抑制アレルギーといった副作用が出現いたします。
これらを未然に防いだり、早期に発見し適切な対処を行うには、関節リウマチの専門医による定期的な診療、検査が必要です。

当院では定期的な診察、検査を毎月行い、副作用の発見につとめるとともに、感染症や肺合併症が疑われる場合、呼吸器内科の専門医をご紹介しております。このため、安心して関節リウマチの治療を受けていただくことができます。

 

② リハビリテーション

リハビリには主に物理療法や運動療法、生活指導があります。
物理療法とは電気・光・温熱などを利用し、痛みをやわらげたり、関節の動きを良くするものです。

また、関節の機能や筋力の維持を目的とした運動療法には、筋力強化訓練、ストレッチなどがあります。

2階リハビリ室
2階リハビリ室
通所リハビリセンターかとう
通所リハビリセンターかとう

 

③ 手術療法

手術療法は関節の痛みや変形を修復することにより、リウマチ患者様のQOL(Quality Of Life:生活の質)を高めます。

代表的な手術としては、滑膜切除術と人工関節置換術があります。

滑膜切除術は炎症を起こしている関節の滑膜を取り除く手術です。
局所の手術ですがお薬の効果が出やすくなり、 全身の状態も良くなる場合もあります。

人工関節置換術は主に股と膝関節が痛んだり、変形したとき、 人工の関節に取り替える手術です。
技術・材質ともにとても進歩してきましたので、 最近では比較的若い患者様でも実施します。
股や膝以外の関節の人工関節も開発されています。

その他、変形のために不安定になった関節を固定する関節固定術などもあります。

手術以外にも、関節の変形を防ぐ方法として装具の着用もQOLの向上に有効な手段です。
当院では、自作装具にも対応しています。

 

リウマチ

いずれの治療も、患者様の検査データをもとに 患者様に適した治療を施すことが大切です。

そのためにもリウマチ患者様自身が リウマチの症状や治療法などを良く知っておく必要があります。

骨粗しょう症

日本骨粗鬆症学会認定医

骨粗鬆診療に関する医学と医療の進歩に即応することができる医師

骨粗鬆症マネージャー

当院には骨粗鬆症マネージャーが12名認定されています。

骨粗鬆症の予防・診断と治療を提供、社会啓発活動を行うことで超高齢社会における健康格差の縮小と健康寿命の延伸に貢献することができる専門スタッフです。

当院の取り組み

当院では、腰椎、大腿骨の骨密度を正確に測定するとともに、血液、尿検査を行い、現在の骨代謝の状態をしっかりと調べます。

このようにして得られたデータをもとにして、最も適切な薬剤を選択し、運動療法、食事療法を組み合わせた治療を行うことにより、将来発生する骨折の可能性を少しでも低下させ、ただ単に長生きするのではなく、健康に暮らせる健康寿命を伸ばすことを目指します。

検査方法

年を重ねると、身長が低くなると感じたことはありませんか?
これは年齢とともに骨の量が減り、背中の骨が少しずつ潰れていく圧迫骨折によるものです。気付かぬうちに骨の量が減っていたり、背骨に骨折を起こしていることがあるかもしれません。

検査方法として、最新の骨密度測定機で腰椎、大腿骨の骨密度を測定します。安全で被爆の少ないレントゲンを使用しますので、ご安心ください。
健康な若い成人者の平均骨量の70%に満たない場合は骨粗しょう症であると診断されます。

その後、骨折がないかレントゲン写真で調べます。腰椎のレントゲンで、明らかな外傷がないのにもかかわらず圧迫骨折を起こしていることもあります。

治療方法

定期的な尿の精密検査や血液検査、精密な骨密度検査の結果をもとにその人にあったお薬を選択し、処方させていただきます。
食事指導と運動療法も行っております。

もし骨粗しょう症と診断された場合は、よく相談したうえで改善していくご提案をさせていただきます。

日常の食生活や運動の習慣など患者様ご自身に関心を持っていただく事が大切ですが、当院では専門治療により改善のお手伝いをさせていただきます。

骨量が増加すると、骨折する可能性が低下するだけでなく、慢性的な頚、腰、膝の痛みが改善され、歩行が安定してきます。
また、高血圧・糖尿病などの内科的疾患の改善にもつながります。

リハビリテーション

リハビリについて

リハビリテーション

当院では、疾患により生じた 移動・身の回りの動作などの日常生活の支障に対して、 失われた機能の回復をうながすとともに、 残存能力を最大限に引きのばすための治療を行い、 患者様が家庭復帰や社会復帰ができるように援助しています。

体外衝撃波を用いたリハビリ、スポーツに精通した理学療法士によるリハビリ、手の外科治療に精通した作業療法士によるリハビリを行っています。

患者様の症状にあわせて治療方法が異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。

対象疾患

  • 手足に麻痺や不自由がある
  • スムーズに歩くことができない
  • 食事、更衣、トイレなど身の回りの動作がうまくできない
  • 関節の痛み、変形、活動が制限されている
  • 筋力低下があり動きが悪くなった
  • 慢性的な腰痛のために日常生活に支障がある
  • スポーツによる障害がある
  • 骨折や怪我

治療方法

治療の具体的な内容は、問診ののちレントゲンや各種検査にて診断の上、 患者様の症状や希望に応じて、日常生活動作の指導、内服や湿布等の薬物療法、 関節注射や各種注射(関節注射、ブロック注射等)、ギプスやシーネなどの固定療法、 装具療法、リハビリテーション等を選択、組み合わせて行います。

「痛み」を緩和するブロックと機能回復を目指す「リハビリテーション」を同時に行う事で、一段と効果的な治療をすすめる事が可能です。

しかし、これらの保存的治療にて改善の得られない症例はやむを得ず手術的治療が検討されます。

PFC-FD

PFC-FDとは

これまでの「保存療法」と「手術療法」の間に位置する新しい治療法です。

ご自身の血液から抽出した血小板の力を使って治療します。

例えば、すり傷ができても時間が経てば自然に治りますよね。
それは血小板の力によって修復されているからです。

PFC-FDはまさに、人がもともと持っているこの「治癒力」に着目した治療法です。

 

このようなお悩みをお持ち方はご相談ください

  • 変形性膝関節症と言われた
  • 手術は避けたい
  • 階段の昇り降りがつらい
  • 長年治療の効果が得られない
  • スポーツで関節を痛めた

PFC-FDについて

PRPを応用した技術

患者様ご自身の血液から抗炎症作用などの持つ「成長因子」を抽出

独自の技術で冷凍凍結

関節内に注入し、痛みの緩和や損傷部位の機能改善を目指します

PFC-FDの3つのポイント

  1. ご自身の血液を使う治療だから安心です患者様ご自身の血液を使うオーダーメイド治療のため、アレルギー反応等のリスクが少なく安心です。
  2. 痛みや腫れが少ない関節に優しい治療です炎症を抑える作用が特徴で、注射後の痛みや腫れも少なく関節に優しい治療です。
  3. 治療は注射だけなので手術や入院は不要です治療は関節への注射のみ。治療を受けたその日に帰宅できます。

 

費用 220,000円(税込み)
  • 自由診療となります
  • 成長因子の働きによって効果の出方が異なるため効果には個人差があります
  • 注射後3~4日、炎症反応として注射部位に痛みや腫れを感じる事があります

動注療法

動注療法について

へバーデン結節、CM関節症など手の痛みに対して行われる治療法です。

疼痛を引き起こしている異常なもやもや血管を抗生物質でできた粒子によって閉塞させることにより、疼痛を軽減させます。

治療は5分から10分ほどで終了します。

薬剤が治療部位に届いた際、熱い、ピリピリするなどの違和感、軽い痛みがありますが、短い時間の一時的なものです。

肌の色が変化することもありますが、これも一時的なものです。

治療効果は、痛みが半分以下になった方が約7割、9割の方が何らかの改善を実感しています。

治療効果は、治療の3~4週後から現れることが多いです。

治療は保険外自由診療となります。

 

費用 27,500円(税込み)

ワクチン接種

肺炎球菌ワクチン

5年に1回接種です。

※1回に限り補助有り

 

費用 11,000円(税込み)